平瀬ダム上流に位置する猿飛の石庭は、錦川と木谷川の合流地点から約500m続く景勝地で、永い年月をかけて水流に削られた岩肌が、庭園のように見えることからその名がつけられました。
この辺りは川筋が大きく弧を描いているため比較的流れが穏やかで、集落の子供たちの格好の遊び場になっていたそうです。
残念ながら、現在は立ち入り禁止となっていますので、中に入ることはできません。
この360度画像は木谷川から100mほど下流の地点で撮影したものです。まるで切り出した石を階段状に積み上げているようですが、これは全て一枚の岩でできています。
なお、猿渡橋から遠景を望めます。
猿飛の石庭の全景です。なお、平瀬ダムのダム湖は、一般公募によって猿飛湖と名づけられました。
木谷原地区の景勝地は沈んでしまいましたが、その名は後世に受け継がれていきます。